花粉症との闘い

 前回のトピックスで 「エセ花粉症」 と書きましたがなんで 「エセ」 なのかと言いますと、杉やヒノキ、ハウスダストなど各種のアレルギー反応検査をしたのですが あまり強い反応が現れる対象物がなかったのです。体に現れる症状はすごいのに、です。何しろ毎年1月ころから4月ころまで寝ている間に鼻が完全に詰まってしまい、鼻で息ができなくなって口ががばがばに渇いてしまうほどなのです。もちろん昼の間も鼻水が大量に出ます。不思議に目などはなんともありません。結局ちょっと大きな病院(日赤病院)で、なんと全身麻酔をかけて鼻の奥にメスを入れて腫れる箇所を切除したのでした、全身麻酔ですよ!!。それほどまでに悩んだのです・・・1週間の入院でした。今はレーザーで焼いてしまう、という手術方法があるらしく、1泊2日か日帰り入院ですむらしいのですが。手術は無事終了し、夜鼻が詰まって眠れない、ということはなくなりましたが相変わらず春先の鼻水は止まりませんでした。 その時には それまで花粉症の気配など全くなく なんともなかったのになんでだろう?と大変疑問に思ったものでした。

 症状が現れたのは今から17~8年ほど前で、手術をしたのは3年ほど経ってからのことでした。当時はまだ 「シックハウス」 などという言葉が広まっておらず、マスコミでもそんなことを取り上げることなどなかったのです。もちろん私も知りませんでした。ただの花粉症だとばっかり思ってました。何しろ相変わらず鼻水は出ているのですから・・・。

 

ところが、8年ほど前になりますか、光触媒というものが急に脚光を浴び始め 私もこれを勉強しました。そこではじめて 「シックハウス」 なる言葉と出会ったのでした。 次回へ続きます。

2010年9月16日株式会社山英
カテゴリー:ニュース&トピックス