秋の花粉症・・・・・続きです

 前回は、体内バケツがいっぱいになっている状態のところに新しいアレルゲンがやってくると花粉症などの症状が出てしまう、ってお話しましたね。そして体内バケツをいつもいつもいっぱいにしておくもの、ってなんでしょう?・・・それはほとんどの場合、化学物質によって生じるアレルゲンでいっぱいになってしまっているのです。人間って夏の間は汗をいっぱいかいていますからその汗と一緒に、体に不要な老廃物として体外に排出されているのです。それが秋になって汗をあんまりかかなくなると排出される量が少なくなって、それでバケツがいっぱいの状態になってしまうのです。じゃぁサウナで汗をかけばいいんだ、って思わないでください、サウナでかく汗には水分だけで老廃物はほとんど含まれていないのです。その結果、体内の水分が減ってアレルゲンだけが残ってしまって体内の化学物質の濃度は逆に高くなってしまうのです。


 秋から冬にかけてあまり汗をかかなくなって、化学物質が充満している室内にこもりきりになっていたところへ、春先にいっせいに咲いた花の花粉が私たちを直撃!!!。これじゃぁくしゃみ鼻水の嵐に襲われても当然です。この私がそうだったのです。次回からは私の悲しくも切ないエセ花粉症との戦いを紹介します。

2010年9月15日株式会社山英
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