なくならないシックハウス・・・Vol.3

 今日もすごく寒いですね。 私のふるさと新潟でも 「近年にない大雪」 だとかで大変らしいです。

 

 さて、前回お話しましたように 政府では主要5物質のみの監視・規制体制しかとっておらず(ちょっと手厳しすぎる言い方?)、その結果 「良好な居住空間」 に住まい続ける住民や利用者にシックハウスの症状が出ても 「基準値以下だから問題がないはず」 としているため、結果的に 「原因不明」 の状態になってしまっているのです。こんなケースが最近増えているのだそうです。京都市の病院でシックハウス外来を担当されている先生(お名前、所属は1月17日付毎日新聞「くらしナビ」欄をご覧ください)は、「以前のような激烈な症状はないが、新築物件で不調になる人はまだまだ多い。原因不明で対策を取れないまま症状が進み、化学物質過敏症になる人も増えているのでは。」と話されているそうです。

 症状が出ていても、環境を調査したら基準値以下だからシックハウスではない、とされたらどうすればいいんでしょう? また 「なまけ病」 とか 「だらだら病」 とか言われておしまいですか・・・?。

2011年1月28日株式会社山英
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