光触媒から空気触媒の時代へ・・・Vol.1

 これまでお読みいただいた読者の方はもうお気づきでしょう。そのほとんどの場合において 花粉症はシックハウスが原因だと、私もそう考えています。何年かの間にはあの天才ラット君が解明の道筋をつけてくれるでしょう。そしてその対策としては光触媒やセルフィールの空気触媒などがこれらのアレルギー減少の緩和に有効な手立てとしてさらに脚光を浴びていくことでしょう。だけどこの両方を扱って、実際に両方の施工を販売した者として はっきり言えます、室内では「空気触媒が有効だ」と。


 ある展示会で、私どもが空気触媒セルフィールを展示していたとき、たまたま光触媒を展示されていたメーカーさんがおられました。その説明をされる方も言っておられました、「これからは屋外では光触媒、屋内では空気触媒と 住み分けがされていくと思いますよ」って。その方は空気触媒もご存知だったのです。私も全く同感です。光触媒は夜間は全くといっていいほど無能な状態になってしまうのです。メーカの宣伝文句は「夜間光の当たらない時間には吸着成分が化学物質を吸着してくれ、朝になって光が当たるようになったら吸着したそれらを分解してくれます」ってね。それには実は次のことが隠されているのです。・・・つまり夜間吸着した化学物質を分解し終わってから、やっと次の化学物質を分解し始めるのです。ということは夕方から昼近くまでは 次の化学物質を分解できないってことなのです。吸着成分いっぱいに化学物質が付着して飽和状態になったらもうそれ以上は望めないのです。   ・・・続く。

2010年11月2日株式会社山英
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