天才ラット再び登場。花粉症、そしてシックハウスとの闘い

 以前書きましたように、天才ラットはほんのわずかな環境の変化にも反応を見せてくれるのだそうです。わずかな化学物質を与えられただけでもその影響を示してくれるというのです。そのラジオ番組に出演されていた東海大学の先生が言っておられましたが「花粉症やアトピー、学習機能不全症候群なども化学物質のせいではないか?というのは学者間において世界的に広く知られていること」 なのだそうです。ただ今までは時間がかかりすぎて誰も研究する手立てを見出せなかっただけなのです。天才ラットが登場してくれたことによって実験の期間を大幅に短くすることができて、その結果こういったことへの研究が これからされていくことになったようです。 人間においては親から子へ、そしてまたその子へと何代にもわたって効果・影響を調べ続けていく、というのは難しくても 天才ラットにおいてはそれが可能なのです。


 10年ほど前、私がこういったことに関心を持ち始めて勉強し始めたころ、「現在人間が創り出した化学物質は約4~5千種類ほどあります。」ということでしたが、2年ほど前 ある大学のセミナーに出席しましたところ その時点では 「現在約2万から2万数千種類と言われています。」 のだそうです。 ものすごい勢いでさまざまのものが創り出されていることがうかがえます。たかだか13種類の化学物資を遠ざけたくらいではおさまらないのです。せめて 人間にとって本当に安全なものが確認されるまでの間、自分たちの手で安全空間だけは確保しましょう。


天才ラット 詳細については朝日新聞のhttp://www.asahi.com/science/update/0727/TKY201007270578.htmlをご覧ください。

2010年10月4日株式会社山英
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