花粉症って防げないの?

さて皆さん、今年の夏休みはどのようにしてお過ごしになられました? 快適にエアコンの効いた車で出かけて、やはり快適にエアコンの効いたホテルに泊まってサウナに入って汗を流して、あとはリラクゼーションマッサージを受けた。 汗をたっぷりと流したからとても体にいいことしたよ、って?

 

ちょっと待ってください。 花粉症などのアレルギーをお持ちの方にとってこれは大変危険なことなのです。 前回8月のコラムで、汗をいっぱいかいて体内バケツを空っぽにしておいてください、と書きましたがこの言葉の前に「運動して」ときちんと書いておいたつもりです。 運動によって出る汗とサウナで出る汗とは質が全く違うものなのです。

運動によるそれは体内の老廃物も一緒に排出してくれますが、サウナによるそれは水分だけが体外に出てしまうために、逆に体内の化学物質の「濃度」は高くなってしまうのです。 ね?これは危険でしょ? ですからアレルギーをお持ちの方は、サウナで汗をいてさっぱりしよう、などという習慣はやめてくださいね。

 

東京都内の・・・そうですね環八の内側くらいのところにお住まいの方で、20年以上くらい前ですと確かに外の空気は汚染度が高かったかかもしれません。 しかし現在は室内の空気の方がはるかに危険です。 テレビのC.Mなどでは今の建築資材はまるで害のないもののように宣伝されています。 しかしこれを鵜呑みにしてはいけません。 なぜかって?・・・・。

 

最近新築された方や新築の家を購入された方はお気づきかもしれません。 平成15年7月1日以降に建築申請された居住用の建物には24時間の強制換気システムが装備されているのです。 それはキッチンにあるような大きななファンではないために、一日中稼働していてもわからない程度の小さな音しか出ていません。 ですからほとんどの方はファンが回っていても気づかないかもしれませんが、いわゆる「換気扇」が一日中24時間廻っているのです。

 

もうお判りでしょう、それほど室内の空気は化学物質まみれになっているのです。 汚れているのです。 外の空気の方がきれいなのです。 ですから前回も書いたように、夏でも窓を開けて外の空気を取り込むようにしておいてもらいたいのです。
では、夜寝る時には?・・・窓少し開けてエアコンかけておいたにしても、夜は物騒じゃないか、って? そうですよねぇ、私も恐くてなかなかお勧めできません。 それなら、室内の空気を作り替えちゃえばいいんです。 最近になり、化学物質を分解してくれる空気清浄機が出回ってきましたよね? あれを使えばいいですよね。 でもあれを使うには一部屋に一台ずつ用意しなきゃいけないし廊下はどうなるの?トイレは?お風呂場は?・・・・家の隅々にまできれいな空気をいきわたらせるためにはとてもじゃないけどお金がかかりすぎてできないなぁ。 ・・・そうなりますよね。

 

そんな悩みを解決してくれるのが空気触媒です。 私自身ひどい花粉症(医者も私も花粉症だと思っていた)に悩まされ、何をやってもダメ、当時最先端の光触媒を施工してもらったけどダメ・・・・。そんな時に出会ったのが空気触媒というものでした。 この空気触媒のおかげで現在の私があると言っても過言ではありません。 空気触媒のおかげで家じゅうどこへ行っても化学物質を含まないきれいな空気が吸えるようになった私の体は、体内バケツが常にからっぽな状態なので 自然と「花粉症」がどこか遠くへ行ってくれるようになったのです。

 

運動している時間のない方、様々な理由により一日中窓を開け放っておくことができない方には是非お薦めします。

 

次回は私の花粉症がどのようなものだったか?どのように対処したのか?を書きますね。

2016年12月15日株式会社山英
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