なぜなくならない?シックハウス症候群

13種類 換気 シックハウス対策ちょっと前の毎日新聞に消えないシックハウスという特集が組まれ 「指針値クリアでも発症」、「優良建材で児童不調」、「業界、専門家の模索続く」 という記事が掲載されました。そのなかにF☆☆☆☆でも防げず メーカーは換気促す、という記事も掲載されていました。

確かに平成15年7月に改定された建築基準法にも、新しい建物には24時間換気設備の設置が義務付けられています。これって一体どういうことなんでしょう?JIS,JASなどによる表示記号でF☆☆☆とかF☆☆☆☆の表示がある建築資材、特にF☆☆☆☆製品は使用料には制限なし、とされています。にもかかわらずこういった資材のみで造られた家でさえも24時間強制換気が義務付けられているとは?・・・。皆さん、おかしいとお思いになりませんか? ・・・以下は私の推測です。

 

私がこのような環境問題を考えるようになったのは約13年前にさかのぼります。その勉強の中で10年ほど前に教えていただいたこと、人間がそれまでに創りだした化学物質は4,000~5,000種類とのことでした。それが今から6年ほど前の東京理科大学でのセミナーにおいては、なんと20,000~25,000種類と示され、あまりにも急激に増えていたので大変びっくりしたものです。あれから6年も経っています。今はどれほどの数になっていることやら。政府はその数えきれない化学物質の中から添付資料にもあるように、たった13種類の化学物質だけをやり玉に挙げて使用の制限をしているのです。これ以外にもいっぱい有害な化学物質があるはずです。それらをいちいち挙げきれないし、また、挙げたとしてもすぐに新しい別の化学物質を創りだされてしまう、というのが現状でしょう。ですから24時間強制換気しなさいと・・・。

それともう一つ、例えば接着剤を例にとってみましょう。多分この法令が施行されるまでにはある程度の緩衝期間を置いて、各建材メーカーやハウスメーカーが 【困らないように】 配慮してあると思います。もちろんそうでしょう、いきなり明日からこの接着剤を使ってはいけない、といわれてもそれに代わるものがなければおいそれとは従うわけにはいかないと思います。そうやって各メーカーさんに 【次に代わるもの】 の開発を急がせておいてからスタートしたものと想像します。【次に変わるもの】・・・つまり新しい化学物質です。 メーカー側にしてみれば今現在あるもので一番強力な、しかも安価で扱いやすい接着剤を使いますよね。この接着剤の中に平成15年に使用が制限されたホルムアルデヒドが含まれていたとしましょう。するとメーカーはホルムアルデヒドではないほかの物質を使って新たな接着剤の製造開発を勧めます。もちろんそれは先に挙げた13種類の化学物質以外のものです。でもこの 【新しい化学物質】 がホルムアルデヒド以上に害のあるものだったらどうしましょう?その可能性を否定できないために国土交通省(政府)は24時間喚起を義務付けているのだと思うのです。 以上のようなことからシックハウス症候群というのはなかなかなくならない、というのが現状なのです。

 

ちょっとお家のお話と違うかもしれませんが

http://spnews.auone.jp/beauty/news/?ID=hlp_BTY201508100001

をご覧ください。食器用の中性洗剤でさえもこのようなことが取りざたされています。この中性洗剤がそうだとはいいませんが安全だと定義されているものでも他の化学物質と接触することによっていきなり有害な物質に変化してしまうこともあるものです。 化学物質は常に自分の体を変化させ続けています。それが有機性化合物(化学物質)の特性です。最終的にはほとんどの化学物質は自然に分解・無害化されていくものが多いのですが、その過程には物質によりかなりの時間差があります。またなかなか分解・無害化されにくいものもあります。これらのものを短時間で分解・無害化してくれるものの一つがが空気触媒なのです。

 

弊社の宣伝になりますが光触媒や空気触媒、特に一部の光触媒製品や空気触媒の効果は施工に技術によってかなり差が出てきます。施工は、どうぞ信頼のおける施工店にご依頼ください。我が社は平成16年からずっと空気触媒の施工を手掛けております。空気触媒施工技術認定の第1期生です。残念ながらその頃の同期生(企業)ではこれ(空気触媒の施工)を続けている企業はほとんどいなくなってしまいました。多分利益追求を目的とされたからなのではないでしょうか。空気触媒の施工を、それだけで企業が成り立つものとしてとらえた場合には少なからず無理があるものと思われます。我が社が他社のそれと違う点がまさしくここにあるのです。利益を第一の目的とはしていません。第一の目的はあくまでも 「人の健康」 に置いています。 私自身、自分の建てた新築の家に悩まされ、悪戦苦闘した結果空気触媒セルフィールのおかげでやっと健康体を手に入れることができました。それを皆さんにも広く知っていただきたい、というただそれだけなのです。後に、その症状ははシックハウス症候群だったであろうことが判明しましたが、今から24年も前にはシックハウスだなんてそんな言葉は私も知らなかったし、もちろんお医者さんの口からも出てはきませんでした。1~4月の間、家に帰ると鼻が詰まって息ができなくなって夜寝ることができない、という症状から花粉症だと診断され、私自身もそうだとばかり思っていました。

最初は光触媒を。そして効果がなかったので空気触媒セルフィールを家、職場、それから車の中と私が長時間過ごすところにすべて施工しました。その結果 昨年違う病気でアレルギー反応検査をしたのですが、検査をした32種類のうち実に31種類がマイナス反応。あとの1種類が+1(最高は+5)というものでした。どうぞ皆さんもぜひこの空気触媒セルフィールをお試しください。

 

2015年8月17日株式会社山英
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